読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

病院看護医療情報Topicsまとめ(Health and Medical Information)

病院・看護・医療に関する話題の情報トピックスをメモってまとめてる備忘録的なブログです。掲載している情報は、必ずご自身で内容をご確認ください。記載が不正確であったことにより生じたいかなる損害に関しても、私は責任を負いかねます。

病院関連事件「市立宇和島病院 患者個人情報漏えい」について

事件・事故 情報セキュリティ

市立宇和島病院で患者個人情報漏えい事件が発生

愛媛県宇和島市立宇和島病院は8日、女性患者の電子カルテを業務目的外で閲覧し、自分の家族に内容を漏らしたとして、30歳代と40歳代の女性看護師2人を停職4か月の懲戒処分にしたと発表。

ほか4人の看護師も業務外で閲覧していたとして減給10分の1(1か月)とし、監督責任を問い、院長ら5人を内部処分。

 引用:ニュースソース:

www.yomiuri.co.jp

 

f:id:isomed:20160110070855j:plain

写真引用:ホーム | 市立宇和島病院

 

上記が個人情報の漏えい事件として報道されています。
これは、個人情報漏えいのみでなく、守秘義務違反でもありますね。

 

保健師助産師看護師法」第四十二条の二で、
「保健師、看護師又は准看護師は、正当な理由がなく、その業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならない。保健師、看護師又は准看護師でなくなつた後においても、同様とする。」と定められています。

さらに、同法第四十四条の三で、
「第四十二条の二の規定に違反して、業務上知り得た人の秘密を漏らした者は、六月以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。前項の罪は、告訴がなければ公訴を提起することができない。」とされています。
つまり、告訴されれば、六月以下の懲役又は十万円以下の罰金です。罪なのですよ。

 

医療人として、この看護師はどうなのよって話です。モラルの問題ですね。
一部のモラルの低い職員のために、病院にとって、大幅なイメージダウンとなりましたね。非常に残念なことです。
監督責任を問われ院長ら5人を内部処分とあります。内訳がわかりませんが、院長、看護部長、副看護部長、師長、個人情報保護管理責任者というところでしょうか。
このモラルの低い職員たちのせいで、なにしてくれとんねん!って感じでしょうか。
きっと迷惑な限りでしょうね。

 

全職員の行動を常時監視するなんてことはできません。問題発生後に調べればわかるので、するなということを、はっきり伝えておくことが必要なのだと思います。

医療情報システムを利用するうえでの「利用者の責務」として、目的外使用の禁止、守秘義務の順守、個人情報の漏えいをおこさないように留意を、規定等にもりこみ、職員への情報セキュリティ教育にて、しっかりと(しつこく)伝えていくことが必要なのでしょう。

 

ちなみに、どの職種にどんな守秘義務が定められているのかは、厚生労働省のページにある「医療に関する守秘義務の現状」をご覧になると良いかもしれません。

こちら⇒http://www.mhlw.go.jp/shingi/2004/11/dl/s1119-9e.pdf