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病院看護医療情報Topicsまとめ(Health and Medical Information)

病院・看護・医療に関する話題の情報トピックスをメモってまとめてる備忘録的なブログです。掲載している情報は、必ずご自身で内容をご確認ください。記載が不正確であったことにより生じたいかなる損害に関しても、私は責任を負いかねます。

7 対 1から10対1への転換期の救済?「病棟群単位による届出」について」平成28年度診療報酬改定(2016)厚生労働省より

診療報酬改定2016 病院情報

平成28年(2016年)診療報酬改定にて「7 対 1 入院基本料等の施設基準の見直し」を行うことが決定しています。
その影響度の検討については下記をご覧ください。

medical-info.hateblo.jp 

ここでは、「7 対 1 入院基本料等の施設基準の見直し」により、7対1から10対1への転換が必要になってしまった病院が、その転換期に「病棟群単位による届出」を可能としたことについて考えてみようと思います。

 

【Ⅰ-1(医療機能の分化・強化/入院医療の評価)-③】
病棟群単位による届出

第1 基本的な考え方

一般病棟入院基本料の届出について、一定の期間に限り、段階的な届出を可能とすることとし、7対1入院基本料から10対1入院基本料へ転換の際の雇用等の急激な変動を緩和することで、急性期医療の機能分化を促す。

第2 具体的な内容

一般病棟入院基本料の届出において、7対1入院基本料から10対1入院基本料に変更する際に限り、保険医療機関が、平成28年4月1日から2年間、7対1入院基本料病棟と10対1入院基本料病棟を病棟群単位で有することを可能とする。

[施設基準]

(1) 届出可能な保険医療機関は、平成28年3月31日時点で直近3月以上一般病棟7対1入院基本料(特定機能病院、専門病院を含む。)を届け出ており、当該入院基本料を算定する病棟を複数有する保険医療機関であること。
(2) 病棟の数が4以上の保険医療機関が届け出る場合、一つの入院基本料の病棟の数は、複数とすること。
(3) 病棟群単位の新たな届出は1回に限り、平成28年4月1日から平成29年3月31日の期間に行われること。
(4)当該届出措置を利用した場合には、平成29年4月1日以降は、7対1入院基本料の病床数は、当該保険医療機関の一般病棟入院基本料の病床数の100分の60以下とすること(特定機能病院は除く。)。
(5) 当該届出措置を利用した場合は、原則として7対1入院基本料の病棟と10対1入院基本料の病棟との間での転棟はできないこと。

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引用:中央社会保険医療協議会総会審議会資料 |厚生労働省

 

平成28年4月1日から平成29年3月31日の期間限定で、届け出ることで、2年間、病棟群単位で7対1と10対1の入院基本料を取れることになりました。
ただし、いろいろ条件があります。
①それぞれは複数でないといけません。一つの病棟だけを10対1にすることができないのです。
②期間中に1回しか変更できません。一旦、10対1にしてしまうと戻れません。
③平成29年4月1日以降は、7対1は60/100以下でないといけません。
④それぞれの病棟群をまたいでの転棟ができません。

これは、非常に悩ましい。
特に病棟群をまたいでの入院ができないところが恐ろしい。
それに、もう元に戻れないということです。
これは、よくよく考えて、本当に10対1になることを決めてからでないと、実施できないですね。

正直、恐ろしい。
これは、どうしようもなくなってから、考えたいですね。

 

目次のページ:平成28年度診療報酬改定(2016)まとめ目次「個別改定項目について(中央社会保険医療協議会:厚生労働省)」中小規模一般急性期病院向け情報 - 病院看護医療情報Topics備忘録(Health and Medical Information)