病院看護医療情報Topicsまとめ(Health and Medical Information)

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夜間休日救急搬送医学管理料がプラス400点の大幅増加!「救急患者の受入れ体制の充実」診療報酬改定2016

平成28年度(2016年度)診療報酬改定の「個別改定項目について」(中央社会保険医療協議会:厚生労働省)から、 中小規模一般急性期病院で気になる点についてまとめてます。

今回の改定で、救急患者の受け入れ態勢に係る算定ついて、大幅に増えることになりました。正直に言って、これはすごく良い改定だと思います。

【Ⅲ-5(重点的な対応が求められる分野/救急医療の推進)-⑦】救急患者の受入れ体制の充実

第1 基本的な考え方

高齢化等により増加する救急患者の受け入れ体制を充実するため、夜間休日における再診後の緊急入院の評価及び二次救急医療機関における夜間休日の救急患者の受け入れの評価の充実を行う。

高齢化により増加していくことが予想されているので、救急の受け入れ態勢を強化するために、この改定を考えたということでしょう。

第2 具体的な内容

1.時間外、休日、深夜における再診後に緊急で入院となった場合であっても再診料及び外来診療料の時間外、休日及び深夜加算を算定可能とする。

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今まで、夜間休日に再診後に入院となった場合は取れなかった、再診料などの費用が、算定できることになりました。これだけでも、嬉しいのですが、目玉はこれからですよ。
2として、下記改定が実施される予定です。

2.夜間休日救急搬送医学管理料の評価を充実するとともに、現在、土曜日だけに限定されている時間外加算について、午前8時以前と午後6時以降の時間に限り他の曜日でも算定可能とする。

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なんと、「夜間休日救急搬送医学管理料」が、現行の200点から600点への大幅加点となります。3倍ですよ3倍。プラス400点の大幅増加です。
しかも、今まで土曜日だけは深夜以外の時間外にも算定が認められていたのが、これからは平日であっても夜間の時間外に加算を算定できるようになったのです。
400点の加点にプラスして、算定時間の範囲も広がったのです。

救急の受け入れを積極的に行っている病院を評価しようとするこの改定は、非常に素晴らしいと思います。この改定により、現在はそれほど力を入れていなかったところも、より積極的に、 救急受け入れを行っていこうという意識が芽生えることを期待します。いやむしろ、きっと積極的になりそうな予感がします。

当院、今までも積極的な受け入れを行うように申し送られてきていましたが、これからは、さらに積極的な受け入れ推進をはかっていくことになりそうに思います。
皆さんの協力を期待します。

 

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引用・参考:中央社会保険医療協議会総会審議会資料 |厚生労働省

 

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