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病院看護医療情報Topicsまとめ(Health and Medical Information)

病院・看護・医療に関する話題の情報トピックスをメモってまとめてる備忘録的なブログです。掲載している情報は、必ずご自身で内容をご確認ください。記載が不正確であったことにより生じたいかなる損害に関しても、私は責任を負いかねます。

平成28年度診療報酬改定「ニコチン依存症管理料の対象患者の拡大」というタイトルですけど、それほど増えないのではないでしょうか?

診療報酬改定2016 病院情報

平成28年度(2016年度)診療報酬改定の「個別改定項目について」(中央社会保険医療協議会:厚生労働省)から、 中小規模一般急性期病院で気になる点についてまとめています。

【IV-5(効率化等による制度の持続可能性の向上/重症化予防の推進)-②】ニコチン依存症管理料の対象患者の拡大

第1 基本的な考え方

ニコチン依存症管理料について、標準的な回数の治療の実施を促す観点から評価の見直しを行うとともに、若年層のニコチン依存症患者にもニコチン依存症治療を実施できるよう、対象患者の喫煙本数に関する要件を緩和する。

第2 具体的な内容

ニコチン依存症管理料の算定対象等について、以下のとおり変更を行う。

【ニコチン依存症管理料】

別に厚生労働大臣が定める基準を満たさない場合には、それぞれの所定点数の100分の70に相当する点数を算定する。

②35歳以上の者については、1日の喫煙本数に喫煙年数を乗じて得た数が200以上であること。

[別に厚生労働大臣が定める基準]

当該保険医療機関における過去一年のニコチン依存症管理料の平均継続回数が2回以上であること。但し、過去一年にわたりニコチン依存症管理料の算定の実績が無い場合は、基準を満たしているものとみなす。

ニコチン依存症管理料について、別に定められた基準を満たさないと、減算されるようになりました。標準的な回数の治療の実施を促す観点からとのことですが、残念です。
まあ普通に治療に通ってもらえてるなら問題ない気はしますけど。

若年者はまだ本数が少ないとの観点から、本数による制限は35歳以上となりました。若年者への禁煙治療も算定対象になったのは良かったですね。そもそもの対象数はそれほどないでしょうから、収入への影響は限定的でしょうけど。

[経過措置]

当該保険医療機関における過去一年間のニコチン依存症管理料の平均継続回数が2回未満である場合の減算については、初回は平成28年4月1日から平成29年3月31日までの1年間の実績を踏まえ、平成29年7月1日より算定を行う。

 経過措置があるので、平成29年7月1日までは特に変化はしないのでしょうけど、その時までには施設基準を満たせるようになっておかないといけないということです。

【シミュレーション方法の検討】

過去1年間で、ニコチン依存症管理料を算定している患者を抽出して、各個人について継続回数が何回なのかをリストにすれば良さそうですね。

 

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引用・参考:中央社会保険医療協議会総会審議会資料 |厚生労働省

 

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