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病院看護医療情報Topicsまとめ(Health and Medical Information)

病院・看護・医療に関する話題の情報トピックスをメモってまとめてる備忘録的なブログです。掲載している情報は、必ずご自身で内容をご確認ください。記載が不正確であったことにより生じたいかなる損害に関しても、私は責任を負いかねます。

平成28年度診療報酬改定2016「後発医薬品使用体制加算の指標の見直し」についてシミュレーション方法の検討

平成28年度(2016年度)診療報酬改定の「個別改定項目について」(中央社会保険医療協議会:厚生労働省)から、 中小規模一般急性期病院で気になる点についてまとめています。

今回は後発医薬品調剤体制加算の指標の見直しについて検討しています。

【IV-1(効率化等による制度の持続可能性の向上/後発医薬品の使用促進等)-②】後発医薬品使用体制加算の指標の見直し

第1 基本的な考え方

後発医薬品の更なる使用促進を図る観点から、後発医薬品使用体制加算の施設基準の見直しを行う。

第2 具体的な内容

後発医薬品使用体制加算における、後発医薬品の割合に「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」で示された新指標を用いるとともに、後発医薬品使用率の向上に伴う基準の見直しを行う。

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後発医薬品の比率の考え方が変わりました。
今までは採用品目数の割合だったのが、実際の規格単位数量での割合となりました。目標数値を見ていると現行と比べて厳しくなったように思います。
「[後発医薬品] / ([後発医薬品のある先発]+[後発医薬品])=60%以上」でないと、今と同じ点数をもらえません。

さらに規格単位数量が、
「([後発医薬品のある先発医薬品]+[後発医薬品]) / [全調剤薬剤]=50%以上」
という施設基準が新たに追加となりました。複雑ですね。
実際に計算してみないと、クリアできているのかどうかさっぱりわかりません。
意味するところとしては、先発しかない薬剤をあまり使うなということでしょうね。
こういう基準をいれたのは、①の抜け穴として先発しかない薬ばっかりを入れといて、少しだけ後発薬に置き換えてクリアするということをできないようにする意味合いがあるのだと思います。

 

【シミュレーション方法】

規格単位数量で、「後発医薬品のある先発医薬品」「後発医薬品」「全調剤薬剤」のデータを集めることで、算出できるでしょう。
「後発医薬品のある先発薬品」についてのリストがあります、下記を参照ください。

薬価基準収載品目リスト及び後発医薬品に関する情報について(平成27年12月11日適用)|厚生労働省

しかし、今回の改定でさらに複雑になりますね。

 

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引用・参考:中央社会保険医療協議会総会審議会資料 |厚生労働省

 

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