読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

病院看護医療情報Topicsまとめ(Health and Medical Information)

病院・看護・医療に関する話題の情報トピックスをメモってまとめてる備忘録的なブログです。掲載している情報は、必ずご自身で内容をご確認ください。記載が不正確であったことにより生じたいかなる損害に関しても、私は責任を負いかねます。

注射回数による評価の差が縮小されます「在宅自己注射指導管理料の見直し」平成28年度診療報酬改定2016

診療報酬改定2016 薬剤科関連情報

平成28年度(2016年度)診療報酬改定の「個別改定項目について」(中央社会保険医療協議会:厚生労働省)から、 中小規模一般急性期病院で気になる点についてまとめています。

在宅自己注射指導管理料について、少し単純化され注射回数による評価の差が縮小されることになりました。

【Ⅰ-4(医療の機能分化・強化/地域包括ケアシステムの推進)-⑥】在宅自己注射指導管理料の見直し

第1 基本的な考え方

疾患の医学管理に関する評価を踏まえて、現行の注射指導回数に応じた評価の差を縮小する。また、導入初期の指導と難病患者への指導管理を重点的に評価する。

第2 具体的な内容

1.在宅自己注射指導管理料の指導内容を明確化した上で、頻度に応じた点数を設定するとともに、難病患者への指導管理を行った場合を重点的に評価する。

f:id:isomed:20160301215554j:plain

2.2以上の保険医療機関において、同一の患者について異なる疾患の在宅自己注射指導管理を行っている場合に、それぞれ当該指導管理料を算定できることとする。

在宅自己注射指導管理料が、現行ではその注射回数に応じて点数が様々に違っていたのですが、今度から月27回以下と月28回以上の2つに簡略化されます。
一見、月3回などは、100点から650点に大幅アップのようにも思えますが、在宅自己注射を行っている方は、毎日ということも多々あると思います。その際の指導管理料が、今までは810点とれていたのに、750点に減ってしまいます。

ただし、導入初期加算の点数が、500点から580点に上昇します。導入初期加算は、3カ月限定で月に1回算定できます。導入初期は、指導にも時間がかかるはずなので、より評価しましょうということですね。
こちらのブログで想定している、一般急性期の病院でも影響がありそうに思います。減る部分と増える部分があるため、現行の算定状況からシミュレーションして、どの程度影響するのか、調査しておくことが必要でしょう。

また、「2」の別の施設で在宅自己注射指導管理を、異なる疾患について行っている場合はそれぞれ算定が可能という改定については、影響度合いはそれほどないだろうと思います。「1」の方を中心に影響度を考えてみましょう。

 

【シミュレーション方法の検討】

 

現行の「在宅自己注射指導管理料」の算定状況のデータを抽出して、新しい制度に分類し直して計算してみると良いと思います。
当院の場合どうなったのかは、まだ計算してないので秘密です。計算後にひょっとしたら、期間限定で掲載してみるかもしれません。

 

f:id:isomed:20160119001912p:plain

引用・参考:中央社会保険医療協議会総会審議会資料 |厚生労働省

 

目次のページ:平成28年度診療報酬改定(2016)まとめ目次「個別改定項目について(中央社会保険医療協議会:厚生労働省)」中小規模一般急性期病院向け情報 - 病院看護医療情報Topics備忘録(Health and Medical Information)