病院看護医療情報Topicsまとめ(Health and Medical Information)

病院・看護・医療に関する話題の情報トピックスをまとめている備忘録です。旬の話題は診療報酬改定2018。掲載している情報は、必ずご自身で内容をご確認ください。記載が不正確であったことにより生じたいかなる損害に関しても、私は責任を負いかねます。

診療報酬改定2018:中小規模一般急性期病院向けまとめ「Ⅱ-1-5 小児医療、周産期医療、救急医療の充実」

※平成30年度(2018年度)診療報酬改定の「平成30年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理(現時点の骨子)」(中央社会保険医療協議会:厚生労働省)から、 中小規模一般急性期病院で気になる点についてまとめています。

診療報酬改定2018:中小規模一般急性期病院向けまとめ「Ⅱ-1-5 小児医療、周産期医療、救急医療の充実」

Ⅱ-1-5 小児医療、周産期医療、救急医療の充実

(1) 小児入院医療管理料1及び2について、その診療実態を踏まえ、がん拠点病院加算、緩和ケア診療加算の算定を可能とする。

(2) 小児特定集中治療室管理料の対象患者について、小児慢性特定疾病の対象患者については、20 歳未満の患者まで拡大する。

(3) 退院支援に係る評価について、小児の退院支援を充実させる観点から、小児を専門とする医療機関や病棟に対応する要件に見直す。 (Ⅰ-1(1)③再掲)

(4) 運動器疾患を有する小児の患者について、小児科のかかりつけ医と整形外科の医師が連携して行う定期的な医学管理に対する評価を新設する。

(5) 妊婦の外来診療について、妊娠の継続や胎児に配慮した適切な診療を評価する観点から、初診料等における妊婦加算(仮称)を新設する。

(6) 精神疾患を合併した妊産婦(ハイリスク妊産婦)に対して、産科と精神科、自治体の多職種が連携して患者の外来診療を行う場合の評価を新設する。

(7) 夜間における救急患者への対応をより強化するため、二次救急外来における夜間の看護体制の評価を新設するとともに、院内トリアージの評価を充実させる。

(8) 病床規模の小さい病院において、夜間の救急外来と病棟の看護職員体制を効率的に確保する場合においても、入院基本料が一定程度算定できるよう取扱いを見直す。

(9) 救命救急センターの充実段階評価の見直しに伴い、救命救急入院料の充実段階評価に係る加算を見直す。

この項目の中で、特に気になるのは(7)でしょう。中小規模の一般急性期病院では、二次救急を行っていることも多いので、どのような評価となるかはまだわかりませんが、夜間における看護体制の評価は嬉しいところです。また、トリアージの評価を充実ということで、これはひょっとしたら、看護師の人数を増やしても良いかもしれないと思えるようなものだと良いのですが。

(8)については、夜間に配置されている看護師が、定数を下回って外来のヘルプに行ってしまうと違反になったのですが、病床規模が小さい場合は、そういったことを行った場合においても、一定程度の入院基本料の算定が可能になるということですが、これは、使えないような気もするのです。なにしろ、減算にはなるということですから。ただ、ひょっとしたら、嬉しいと思うところもあるかもしれませんね。

 

新しく、平成30年度診療報酬改定についての中小規模の一般急性期病院向けのまとめを、下記にて行っております。

目次:平成30年度診療報酬改定「個別改定項目について」中小規模病院向けまとめ2018 - 病院看護医療情報Topicsまとめ(Health and Medical Information)

medical-info.hateblo.jp

参考・引用:中央社会保険医療協議会 (中央社会保険医療協議会総会) |厚生労働省

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