病院看護医療情報Topicsまとめ(Health and Medical Information)

病院・看護・医療に関する話題の情報トピックスをまとめている備忘録です。旬の話題は診療報酬改定2018。掲載している情報は、必ずご自身で内容をご確認ください。記載が不正確であったことにより生じたいかなる損害に関しても、私は責任を負いかねます。

入院基本料の再編・統合:地域一般入院基本料についてと200床未満の経過措置「Ⅰ-3ー① 一般病棟入院基本料の評価体系の見直し」②:診療報酬改定2018

平成30年度診療報酬改定の「個別改定項目について」から、今回は、一般病棟入院基本料の13:1、15:1の見直しについて見ていくことにします。

入院基本料の再編・統合:地域一般入院基本料についてと200床未満の経過措置「Ⅰ-3ー① 一般病棟入院基本料の評価体系の見直し」②:診療報酬改定2018

こちらについては、実は大きな変化はないのですよ。13:1、15:1についてよりも、その下の経過措置の項の方が気になる施設が多いかもしれません。

2.一般病棟入院基本料(13 対1、15 対1)について再編・統合し、新たに、地域一般入院基本料とする。

(新) 地域一般入院基本料(1日につき)

[施設基準]
【通則】
(1) 当該病棟において、1日に看護を行う看護職員の数は、常時、当該病棟の入院患者の数が 15 又はその端数を増すごとに1以上であること。(地域一般入院料1及び2にあっては 13 又はその端数を増すごとに1以上であること。)
(2) 看護職員の最小必要数の4割以上が看護師であること。(地域一般入院料1及び2にあっては7割以上であること。)
(3) 当該病棟の入院患者の平均在院日数 60 日以内であること。(地域一般入院料1及び2にあっては 24 日以内であること。)

1 地域一般入院料1 1,126 点

[施設基準]
当該病棟に入院している患者の一般病棟用の重症度、医療・看護必要度Ⅰ
について継続的に測定を行い、その結果に基づき評価を行っていること。

2 地域一般入院料2 1,121 点

[施設基準]
地域一般入院基本料の施設基準を満たすこと。

3 地域一般入院料3 960 点

[施設基準]
地域一般入院基本料の施設基準を満たすこと。
[経過措置]
別表1の左欄に掲げる病棟については、右欄に名称変更されるが、平成30
年3月31 日に届出を行っている病棟については、新たな届出は必要ない。

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現行の13:1、15:1入院基本料を算定している病棟が、地域一般入院基本料へ名称が変わりました。 ただ名称が変わっただけで、点数については変化がありませんでした。そのため、現在すでに届出を行っている病棟については新たな届出を行う必要はないとのことです。

3.現行の病棟群単位での届出及び許可病床数が 200 床未満の7対1一般病棟における重症度、医療・看護必要度の基準値に係る経過措置については、廃止し、急性期一般入院料2の要件を満たしているものとする。

[経過措置]
平成 30 年3月 31 日に別表2の左欄に掲げる病棟については、平成 30 年9月 30 日までの間、右欄に掲げる入院料の基準を満たしているものとする。

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今までは、7:1入院基本料を算定している病院のうち、病床が200床未満の場合は、経過措置として、低い重症度、医療・看護必要度で良かったのですが、その経過措置が廃止されて、平成30年9月30日までという短い期間ですが、急性期一般入院料2の要件を満たしているものとされました。その期限が来るまでに、30%越えを目指さなければ、落とされるということです。

 

目次:平成30年度診療報酬改定「個別改定項目について」中小規模病院向けまとめ2018 - 病院看護医療情報Topicsまとめ(Health and Medical Information)

 

参考・引用:中央社会保険医療協議会 (中央社会保険医療協議会総会) |厚生労働省

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