病院看護医療情報Topicsまとめ(Health and Medical Information)

病院・看護・医療に関する話題の情報トピックスをまとめている備忘録です。旬の話題は診療報酬改定2018。掲載している情報は、必ずご自身で内容をご確認ください。記載が不正確であったことにより生じたいかなる損害に関しても、私は責任を負いかねます。

診療報酬改定2018(中医協:個別改定項目)「Ⅰ-1ー⑮ 介護医療院の創設に伴う対応」介護療養病床の転換先

平成30年度診療報酬改定の「個別改定項目について」から、今回は、介護医療院の創設に伴う対応についてみていくことにしたいと思います。

診療報酬改定2018(中医協:個別改定項目)「Ⅰ-1ー⑮ 介護医療院の創設に伴う対応」介護療養病床の転換先

第1 基本的な考え方

介護療養型医療施設(介護療養病床)の転換先として介護医療院が創設されることに鑑み、診療報酬における取扱いを整理する。

平成29年6月に「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律」 にて「介護医療院」が新たに創設されたのですが、それに伴い、介護医療院の扱いの整理が必要となり、こちらが出てきたものになるかと思います。

第2 具体的な内容

1.介護医療院は医療提供が内包されている施設であるため、その内容に応じて給付調整を行う。具体的には、診療内容については介護療養型医療施設、体制の基準については介護老人保健施設に係る給付調整と同様に扱う。
2.在宅復帰・在宅移行に係る評価において、介護医療院は住まいの機能を有するとの考え方から、居住系介護施設等に含め「退院先」として扱う。
Ⅰ-1-②」を参照のこと。
3.介護医療院は住まいの機能を有するとの考え方から、入院料において、在宅からの受入れに対する評価について、介護医療院を「自宅」と同様の取扱いとする。

・・・【一般病棟入院基本料】の表は省略
※ 有床診療所入院基本料の「有床診療所一般病床初期加算」、有床診療所療養病床入院基本料の「救急・在宅等支援療養病床初期加算」及び特定一般病棟入院料の「救急・在宅等支援病床初期加算」についても同様

地域包括ケア病棟入院料、療養病棟入院基本料での取扱いは、「Ⅰ-1-⑫」を参照のこと。

4.介護医療院は、医療を提供する機能を有することから、医療に係る情報提供や共同指導について、介護老人保健施設と同様の取扱いとする。
[対応する報酬]
診療情報提供料(Ⅰ)
退院時共同指導加算(訪問看護管理療養費)
5.病院の機能分化の観点から、介護医療院等の介護保険施設を有する医療機関については、総合入院体制加算の評価対象から除外する。

・・・【総合入院体制加算】の表は省略

 具体的な内容としては、「診療内容については介護療養型医療施設、体制の基準については介護老人保健施設に係る給付調整と同様に扱う」とされて、病院からすると、良いとこどりで紹介のできる、連携しやすい施設といったところでしょうか。施設間の紹介として診療情報提供ができたり、在宅への復帰として扱われたり、自宅からの入院として扱われたりとなることに決まりました。

 

目次:平成30年度診療報酬改定「個別改定項目について」中小規模病院向けまとめ2018 - 病院看護医療情報Topicsまとめ(Health and Medical Information)

medical-info.hateblo.jp

参考・引用:中央社会保険医療協議会 (中央社会保険医療協議会総会) |厚生労働省

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